玉を安全にする囲いとともに重要なのが、戦法です。 どのような戦法で戦うのかを考えなければなりません。 戦法は囲いと同じようにたくさんありますが、大きく分けて2つに大別されます。 一つは居飛車戦法と呼ばれるもので、飛を最初の居る位置から動かさずに 戦う戦法のことです。 もう一つは、振り飛車戦法と呼ばれるもので、飛を左(5筋より左)に振って 戦う戦法のことです。 ですので、相居飛車、居飛車対振り飛車、相振り飛車の3つのパターンに別れます。
矢倉すずめざし戦法、 矢倉棒銀戦法、 右四間飛車戦法、 四間飛車戦法、 相振り飛車戦法香の下に飛を持って行き、角と桂も使って、矢倉の弱点である端を 一点集中で狙う戦法です。決まると破壊力満点です。
銀を飛の筋から出して行き、端と3筋を狙いつつ、相手の守備の銀との交換を目標とします。 すずめざしと比べると柔軟性のある戦いができます。
相手が居飛車、振り飛車によらず、使うことのできる戦法です。 飛、角、銀、桂の使いやすい戦法なので、わかりやすく攻めることができます。
振り飛車の中でも最もバランスの取れた戦法です。 囲いは美濃囲いで堅く、攻めも銀が使いやすいです。 居飛車の急戦にも飛車道と角道を同時に開ける手で、 対抗することができます。
お互いに振り飛車の時、あらわれる戦法です。 似たような陣形になりやすく、攻めの手がかりを得るのが難しいです。 角の働きがポイントとなる戦法です。
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